北海道庁爆破・再審請求裁判(大森勝久)


第38回 昔の歌を口ずさみ岐阜を想い出しています
(2012年12月2日記)

昔の歌を口ずさみ岐阜を想い出しています
謹賀新年

今年も宜しくお願い申し上げます

平成25年元旦
大森勝久



●歌を口ずさむと懐かしい感情や情景が甦ります
 以前、友人に当時好きで、今からみてもよいと思う歌の歌詞をネットで出してもらい、送ってもらいましたが、時々小さな声で口ずさんでいます。その頃の懐かしい感情や情景が甦ってきます。

(1)「花嫁」 はしだのりひことクライマックス
  「花嫁は夜汽車に乗って嫁いで行くの/あの人の写真を胸に海辺の街へ
  命かけて燃えた恋が結ばれる/帰れない何があっても心に誓うの」
 
 大学2年か3年の時です。4畳半のアパートでラジオで聴いている情景が浮かんできます。共同トイレ、共同台所のアパートでした。

(2)「青年は荒野をめざす」  ザ・フォーク・クルセダーズ
  「ひとりで行くんだ幸せに背を向けて/さらば恋人よ 懐かし歌よ友よ
  今 Hum Hum
  青春の河を越え/青年青年は荒野をめざす」

 大学1年、2年の頃でしょう。漠然と大学やアパートが甦ってきます。また長良川の堤防を自転車で行く情景も。

(3)「天使の誘惑」  黛ジュン
  「好きなのにあの人はいない/話相手は涙だけなの
  幸せはオレンジ色の/雲の流れに流れて消えた
  私の唇に人さし指で/くちづけして諦めた人
  ごめんなさいね あの日のことは/恋の意味さえ知らずにいたの」

 繁華街の柳ヶ瀬の喫茶店でよく流れていました。黛ジュンは大学2年か3年の大学祭に招かれて来てくれました。市民会館大ホールで、この歌や「夕月」「雲にのりたい」などを歌いました。それらも好きな歌です。彼女の声も好きでした。この曲を口ずさみますと、昼間の柳ケ瀬を友達と歩いている気になります。

(4)「あの素晴らしい愛をもう一度」  ザ・フォーク・クルセダース
  「命かけてと誓った日から/素敵な思い出残してきたのに
  あのとき同じ花を見て/美しいと言った2人の
  心と心が今はもう通わない
  あの素晴らしい愛をもう一度/あの素晴らしい愛をもう一度」

 アパート西側の開けた風景が浮かんできます。

(5)「秋でもないのに」  本田路津子
  「秋でもないのに人恋しくて/淋しくて黙っていると
  誰か私に手紙を書いて/書いているような
  ふるさともない私だけど/どこかに帰れるそんな気もして」

 大学1年の秋です。大学のすぐ南側の住宅街を友達と歩いている情景が甦ります。

(6)「17歳」  南沙織
  「誰もいない海/2人の愛を確かめたくて
  あなたの腕を/すり抜けてみたの
  走る水辺のまぶしさ/息もできないくらい
  早く強く/つかまえに来て
  好きなんだもの/私は今生きている」

 大学2年、長良北町の食堂のテレビで、はじめて彼女を見ました。つい先日、彼女の父は米軍基地で働いていて、父の影響を受けて、彼女は若い頃から、沖縄の左翼の運動に批判的であったことを知り、益々、この歌が好きになりました。彼女の歌では、「友達」という、大学4年のときに出た歌も、メロディーも歌詞も大好きです。「夕焼けに誘われて/町角をただひとり/大好きよあの人が/だけど声に出して言えない/あの人にだけ/人見知りなの/よその国から/来た人みたい/妹か恋人か/友達になりたいの/好きだから/好きだから/とても声に出して言えない」
 
 歌はいいものですね。本当に歌も自然も「友」です

2012年12月2日記
大森勝久



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